らぶりりライターのナナシロです。
世の中の男性がみんな引き際を心得ていたら、どんなに世界は平和になることでしょう?
そうお思いの女性はきっと多いと思います。
相手を傷つけないように、逆上させないように、断り方をいろいろ考えてLINEを返しても、鈍感なのか頭が悪いのか、何度でも同じようなアプローチをしてくる男性。
例えばこんな感じ。
(左列、右列の順に読んでみてください。)

これは僕の友人の女性が実際におこなったやりとりを、編集を加えて掲載したものです。
「こういうの見たことある……」という方もいるのではないでしょうか?
「私の方がもっとひどいことあった!」
という顔をしている方もいらっしゃいますね。
今回は、そんな「しつこい男性」をきちんと断る心構えや方法をご紹介しようと思います。
まずは敵を知る:しつこい男性の特徴
まず、あなたのストレスになっているしつこい男性が、どういう特徴があるのか知りましょう。
今例で挙げたような「しつこい男性」は
- こっちが返信に困っているのに気付かない
- 同じアプローチを繰り返す
- 男女関係の話題ばかり
- 謝りながら突撃してくる
といった特徴があります。
要するに、
- 気付かない = 鈍感
- 繰り返す = 学習しない
- 男女関係の話題ばかり = 猿
- 謝りながら突撃 = 自分勝手
ということ。
言ってしまうとあれですが、ただの獣です。
こんな男への返答を考える時間はとてももったいないです。
できればサクッと切って、遠ざけたいですよね。
こういう男性をすんなり断れる人もいる一方で、先ほどのLINEの彼女のように、ずるずると断れないままになってしまう人もいます。
その違いを知ることで、あなたはしつこい男をスパッと断れるようになれます。
次に己を知る:うまく断れない人の特徴
断るのが苦手な人は、
- 相手を傷つけたくない
- 相手を怒らせたくない
- 自分のイメージを悪くしたくない
という3つの不安を抱えています。
1の「相手を傷つけたくない」という不安を抱えている人にまず伝えたいのは、相手はただの獣なのでそう簡単には傷つかないということ。
メンタルゴリラ相手に、ナタや銃を持ち出しても大丈夫なのです。
安心してください。
とはいえ。
いかにナタや銃を持ち出して応戦していいとは言っても、その所為で相手が逆上するのは怖いですよね。
下手に刺激をすると、逆上したりストーカーしたりしてくる男性は確かにいます。
それに、自分と相手が一対一の関係だったらいいのですが、相手がグループで仲良くしているうちの一人だとすると、その後の関係がギクシャクしかねないですよね。
もしかすると、デートや交際の申し込みを断られた腹いせに、あなたの陰口を言って回るかもしれません。
そうなると最悪ですよね。
という具合に、様々な懸念があって、どうしても強く断ることができないという方が多いのではないでしょうか。
では、そんなあなたのために、相手を逆上させることなく、後腐れない形でうまく断る方法を伝授していきましょう。
しつこい男性をきっぱり断る4つの方法
1.褒める × はっきり断る
断るということは、相手の期待を折ることになるので、ネガティブなことです。
なので、ポジティブな言葉を添えてあげればいいのです。
例えば、
「誘ってくださってありがとうございます。ですが、2人でご飯を食べるのは無理です…、ごめんなさいね」
といった具合に。
「褒める」も「断る」も能動的な行為。
能動的な発言・行為をおこなうことで、男性側にマウントをとられずに済みます。
女性側が主導権を握れる上に、褒めることで相手が逆上するのを防ぐこともできます。
女性から、
「私を選んでくれるなんて素敵な人、でも私はあなたを選ばないわ」
というスタンスで来られたら、相手も「お、おう……」とタジタジになること間違いないでしょう。
一つ注意なのは、断り方が曖昧だと逆効果ということ。
本当はデートのお誘いに乗るつもりがまったくないのに、
「誘ってくれたのは嬉しいけど、ちょっと明日は…」
などと、先延ばしにするような言い方や嫌なのを匂わせるような言い方をすると、相手の彼は、
「あ、今回はダメだけど、嬉しいとは思ってくれているんだ!どんどん誘おう!」
となってしまいます。
なので、褒めたらきっちりと断定口調で断りましょう。
2.余裕をもっておおらかに断る
いざ断るとなると、どうやって断ろう……とつい神経質な感じになってしまいがちですが、それではうまく断れません。
僕は以前、訪問販売の営業マンをしていたのですが、断り上手な方は、
「あら、ご苦労様〜。でもうちはいらないわ(笑)」
と、本当に穏やかに断ってきます。
一方で断り下手な方は、
「えぇ……?うちはいいですよ……いいですって!……いや……」
と、ずるずるいってしまいます。
実は、ピリピリしていたり、おどおどしていたりするほど、手玉に取られやすいのです。
「そうかそうか、そんなに私とどうにかなりたいのか。ありがたいけど私はあんたに1mmも可能性感じていないんだよなぁ。男を磨いて出直しなさい(笑)」
というくらい、余裕をもって構えておきましょう。
3.嘘を吐いて煙に巻こうとしない
これ多くの女性がやりがちだと思います。
デートのお誘いに、
- 「彼氏がいるんで」
- 「今気になっている人がいるんで」
- 「その日は仕事があって」
- 「友達と遊ぶ約束があって」
といった嘘を用いて断ろうとする人、多いと思います。
これやると、確実に面倒な流れになります。
なぜならしつこい男性たちは、相手に彼氏がいようと、
「もしかしたら今の彼氏より俺のことを好きになるかもしれないよ?」
と本気で思って近づいてきます。
また、先約を理由に先延ばしを図ると、
「じゃあ来週の土曜なら仕事ないから大丈夫だよね?夜、このお店へ行こうよ!」
と、より強烈なアプローチをおこなってきます。
ですが、大丈夫です。
次の4を実行すれば、「彼氏がいる」「予定がある」といった間違った断り方をしてしまった方でも、挽回が可能です。
4.追撃の芽を摘む
この時点で、あなたはすでに「無理です」「行きません」「しません」とはっきりと断ってはいるはずです。
ですが、しつこい男性はみんな往生際が悪いもの……。
もうないよってどれだけ伝えても、何度でも手を出そうとしてくるものです。
そんな往生際が悪い男たちには、彼らのアプローチのすべての芽を摘んでいくのが最善の策です。
これは、ケースごとに見ていきましょう。
- 「いつかまた誘うね」→「お誘いは嬉しいけど、また誘われてもないです。ごめんなさいね」
いつか、と先延ばしにして狙いにくる人へは、はっきりと「次がない」ということを伝えましょう。
先延ばしを狙う人は往生際が悪い人が多いので、褒めつつ断りましょう。
- 「かっこよくなるから」→「そう。がんばっていい男になってね(笑)」
俺かっこよくなるから、みたいなことを言ってくる人もいますが、こういう人には応援してあげるくらいの余裕をもってエルを送ってあげましょう。
こういうことを言っちゃう男性は、まだかわいいものです。
- 「ご飯だけでも行きませんか?」→「お誘いは嬉しいけど、ご飯は仲良しの友達と行くので」
ここでも「お誘いは嬉しいけど」と褒めつつ、はっきりと断ります。たいして知りもしないあなたとご飯へ行っても楽しくないから行かない、ということを強調しましょう。
- 「今の彼より俺の方がいいよ?」→「あなたも素敵だけど、今の彼の方がずっと素敵だからごめんなさいね」
こういう自信過剰な発言をしてくる人は変に引きずると怖いことになる可能性があります。なので、マウントをとられないように注意しつつ、なるべくはっきりと「あなたはありえない」ということを伝えましょう。
- 「いつなら会える?」→「時間があってもあなたと会うつもりはないの。ごめんなさい」
相手が断ってくるのは忙しいからだ、と思い込んで「いつなら会える?」と聞いてくる男性とても多いのですが、この手の人は凄まじく鈍感なので、はっきりと「あなたとデートする気はない」ということを伝えましょう。
こうやってすべてのアプローチの芽を摘んでいくと、しつこい男性もさすがに打つ手がなくなります。
最終的に「そうですか、分かりました!(汗)」と引っ込んだら、あなたの勝利です。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
しつこい男性をどう断るかについては、古来から女性のみなさんを悩ませてきたことかと思います。
華麗に断るためには、とにかく相手にマウントをとらせないことが大切です。
くれぐれも、半端な嘘を吐いたり先延ばしにしたりしないようにしましょう。
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