らぶりりライターのナナシロです。
僕は先月から毎週木曜日の22:00〜23:00にツイキャス配信を始めたのですが、ある日の配信で話題にしたのがとある女性からの恋愛相談でした。
その相談内容はおおよそ下記のようなものでした。
- 自分の見た目はそんなに悪くない
- 性格も悪くないと思う
- 男友達もある程度いる
- だけど彼氏ができない
この彼女のような発言をすると、「自分が『そんなに悪くない』と思いこんでいるだけなんじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。
ですが、歩いているだけで人目を引くほど外見が良い方や、友達が多く誰からも愛される性格の方であっても、彼氏がどうしてもできない女性は結構いらっしゃいます。
僕も実際かなり多くの「彼氏ができない方」に出会ってきました。
見た目が悪いわけでも性格が悪いわけでもなく、その上彼氏がほしいと思っているのにできない。
とりわけ生まれてから一度も彼氏ができたことのないまま30代へ突入してしまったなど、きわめて長期間彼氏ができたことのない方には、実はある特徴があります。
分かりやすく性格タイプ別で診断できるようにしましたので、以下を読んで自分がどのタイプに当てはまるかチェックしてみてください。
長い間彼氏ができない4つの性格タイプ
1:ピリピリ神経質タイプ
どの男性と知りあっても、
- 「付き合ったら浮気しそうだし無理」
- 「趣味合わないからつまらないと思う」
- 「年下だから甘えられなさそう」
と難癖つけていませんか?
もし男性に好意を向けられるたびに「〜だから無理」というダメな理由ばかり探してしまっているのであれば、あなたは「ピリピリ神経質タイプ」かもしれません。
神経質な人は、とにかくすぐに相手の欠点を探して引き算を始めてしまいます。
ですが、神経質な人が思う「相手のダメなポイント」はたいていの場合、たいして知りもしないで決めつけていることが多いです。
2:うじうじネガティブタイプ
片思いをすると、
「きっとこの恋は叶わない……」
と思い、言い寄られると、
「きっと遊びだよ……」
と思ってしまうあなた。
典型的な「うじうじネガティブタイプ」です。
ネガティブな人は、とにかくあらゆる自分のことを欠点に結びつけます。
例えば典型的なのが、太っていることや、背が高すぎることや、化粧など女の子っぽいことが苦手なことなどです。
「ピリピリ神経質」タイプが相手に付きあえない理由求めるのに対して、「うじうじネガティブ」タイプは自分自身に付きあえない理由を求めます。
3:よわよわ受け身タイプ
明るくて人付きあいがよく結構男性から言い寄られるのに、なぜか恋人ができない。
そんなあなたはもしかすると「よわよわ受け身タイプ」かもしれません。
意中の彼といい感じになり、いざ「付きあえるかも」というところで途端に尻込みしてしまうタイプです。
「うじうじネガティブ」タイプほどではないにせよ、どこか自信の無さがあり、自分で決めて突きすすむことが苦手なあなた。
恋愛に受動的でありすぎるため、都合のいい女にされてしまったり、キープされてしまうことも多々あります。
自ら動くことが苦手なあなたは、都合のいい女になってしまってからも相手への思いを断ちきることができません。
それゆえ、都合のいい女のままずるずると関係を継続しがちです。
4:ビクビク怖がりタイプ
「ビクビク怖がりタイプ」の人は、そもそも恋愛自体が怖くて遠ざけてしまう傾向があります。
このタイプは恋愛経験を積むことができないため、恋愛を遠ざける→恋愛ができない→さらに遠ざける……といった負のループに陥りがちです。
そうなってしまうと、彼氏ができない長いトンネルに入ってしまいます。
生まれてこの方一度も彼氏ができたことがない、という方は、結構このタイプが多いように思います。
各性格タイプへの恋愛アドバイス
さて、ここまで長い間彼氏ができないタイプを4つ紹介してきましたがいかがでしょうか。
4つのタイプのどれかに当てはまるようであれば、以下の各タイプごとの恋愛アドバイスを参考にしてみてください。
なお、結構辛口ですので、覚悟してお読みください。
1:ピリピリ神経質タイプのあなたへ
ピリピリ神経質タイプのあなたは、すぐに相手を品定めしてダメな理由を見つけようとします。
自分のこだわりや思いこみが強いため、恋愛に振りまわされるのを過度に嫌がっているのでしょう。
ですが、恋愛は最初の印象ですべてが決まるわけではありません。
恋愛は、ある程度継続した関係性の上で成りたつものです。
にもかかわらず、あなたは関係を築こうともせずに周り中の人に難癖をつけて、「いい人がいない」と言います。
そもそも「いい人」なんていません。
あなたが相手を「いい人」だと思わないことには、何も始まらないのです。
そんなあなたにやってほしいことは、付きあうことになるまでは相手を拒絶をしないということです。
例えばあなたに言いよってくる男の人がいたら、とにかく相手に流されてみるのです。
いっそのこと告白されたら、とりあえず付きあってみてしまうのも良いと思います。
とはいえ、神経質なあなたが相手を品定めしてしまう癖はどう頑張っても出てしまうと思います。
そこで一つご提案があります。
もし付きあう前にどうしても相手に嫌なところが目に入ってしまうようなら、まずその嫌なところを全部紙に書きだしてみてください。
書いたら、その中で、
- 自分の身に危険が及ぶもの
- 友達にもなりたくないほど生理的に受けつけないもの
だけを丸で囲ってみてください。
丸がつくようなら、その人とはもう距離をおいても良いと思います。
もし、身の危険が及ぶようなものでもなく、生理的に受けつけないものでもないのなら、あなたが神経質なだけです。
丸がつかないなら、とにかくその彼と楽しく過ごすように努力してみましょう。
さて、ここまで読んできて、
「そもそも男性に言いよられることがない」
という方もいらっしゃるかもしれません。
そんなあなたはもしかすると、普段からピリピリしたムードを出しているのかもしれません。
とりわけ、すぐに「無理」や「嫌」といった拒絶する言葉を口にしがちであれば、周りの男性から「いつもピリピリしている女」と思われている可能性があります。
「無理」や「嫌」といった否定的なことばかり口に出してしまうあなたは、それに負けないくらいたくさんの「好き」や「素敵」を口にするのが良いと思います。
それだけで、神経質な印象がやわらぐかと思います。
2:うじうじネガティブタイプのあなたへ
うじうじネガティブタイプのあなたは、
- 自分と相手を比べて不釣りあいだと思う
- 自分と他の女性を比べて自分は劣っていると思う
のどちらかかと思います。
要するに、あなたは自分と他人を比べてばかりいるのです。
容姿、声、性格、年齢、恋愛経験、セックス、あらゆることを比べては卑下しているのです。
もしかするとあなたは以前、親や元カレや友達に決定的に自信を失う何かを言われ、トラウマになっているのかもしれません。
あるいは、あなた自身がコンプレックスに思っていることがあるのかもしれません。
ですが、あなたの目の前にいる彼はそんなあなたの過去など知る由もありません。
なのに「デブだから……」「暗いから……」と勝手に卑下しているわけです。
それはすなわち、これからあなたの魅力を見つけだそうとしている人へ向けて、先手を打って「私はこんな魅力のない女です。ごめんなさい」って言っているのに等しいのです。
あなたの恋愛が成就しないのは、あなたの容姿が悪いことや、あなたの恋愛経験が乏しいことが原因ではありません。
あなたが最初から恋愛対象として見られることを諦めてしまっているからです。
あなたはいつも、
- 「私のような見た目の女は……」
- 「私みたいな暗い女は……」
と、私私私と自分のことばかり考えていませんか?
自分の勝手な劣等感はおいておいて、まずは彼のことを知ろうとすればいいのです。
「私が彼から好かれるかどうか」でデートをしてはいけません。
「彼がどんな人なのか知ろう」でデートをしましょう。
ここまで読んだあなたはもしかすると、
「でも、実際これまで何度も気持ちを折られてきたし、『ネガティブになるな』なんて無理だよ……」
と思っているかもしれません。
では、もし今あなたが好意を抱いている男性が、あなたを傷つけるようなことをやってきたとしましょう。
その彼がどれだけイケメンでどれだけ人望が厚い人だとしても、あなたを傷つける時点でろくでなし以外の何者でもありません。
あなたは、そんな最悪の男と付きあわずに済んでむしろ良かったのです。
けれども、一つだけ分かっていてほしいことがあります。
それは、あなたがネガティブだから他人を踏みつけてマウントを取るような男が寄ってくるということ。
自分がついネガティブな考えにとらわれてしまったときは、その分だけ最低な男に狙われると思っていてください。
そして、あなたが自身と他人を比べることなく、意中の彼と堂々と接して、楽しいときは思いっきり笑い、嬉しいときはありがとうと言い、また会いたいときは「またデートしよう」と言えるようになったとき、きっとあなたに素敵な恋人ができるはずです。
3:よわよわ受け身タイプのあなたへ
よわよわ受け身タイプのあなたは、恋人ができるまでもう一歩のはずです。
好意を抱いている彼と、仲良くなってデートしてセックスするところまではいっているかもしれません。
にもかかわらず、いつもなぜか付きあうところまで至れない。
それはあなたが相手に主導権を握らせるからです。
素直で惚れやすいあなたは、相手の言われるがままにデートし、セックスしてしまいます。
その結果、その彼はあなたのことを「ちょろい女」と認定します。
そうなってしまうのは、あなたが、
- (あれ……このままいっちゃっていいのかな?)
- (これって付きあっているのかな……?)
- (彼は私のことどう思っているのかな……?)
と心の中で思っているだけで、彼に一切直接確認しないからです。
あるいは弱腰で聞いて、彼にうまくはぐらかされてしまっているのでしょう。
女性慣れしていて押しが強い男性ほど、あなたのような受け身な女性へアプローチします。
そしてそういう男性は、既婚者だったり別に恋人がいたりします。
要するに、女性を手玉にとるのがうまい男なのです。
これが、「なぜか好きになる男性がみんな既婚者か彼女持ち」のメカニズムです。
押しが強い人に惚れてしまって中途半端な関係を築いた結果なのです。
そんなあなたは、そういう男に一筋縄ではいかない女であることを示す必要があります。
まず最初の一歩としてやりやすいのは、自分から彼に連絡をとることをやめることです。
彼からの連絡に尻尾を振って喜ぶのではなく、いっそつれないくらい連絡を返さない。
すると、そのまま連絡が途絶えるか、彼から連絡が来るかどちらかになります。
彼から連絡が来ても、簡単には会う約束をしないのが良いでしょう。
多少わがままに思えるくらいの振る舞いで、彼の思惑を常にはずしにいく。
これが、よわよわ受け身タイプのあなたにおすすめな策です。
もしかすると、すでに手玉にとられてしまっているあなたは、
「縁が切れちゃうのが怖いから連絡をやめるなんてできない」
と言うかもしれません。
はっきりと言ってしまうと、あなたが連絡をやめたくらいで連絡しなくなるような男は、あなたを好きになることはまずないです。
都合のいい女が一人いなくなった、くらいにしか思われません。
たとえその彼が、ベッドの上でどれだけあなたに優しくても、普段から楽しそうに接してくれていても、です。
弱腰なあなたにもう一つ策を授けるとしたら、それは相手に不安を疑問系で聞かないことです。
たとえば、
「私のこと好き?」
「付き合っているのかな?」
といったものです。
こういう自分の不安を確認し、相手に答えさせるような聞き方をすると、完全に相手に主導権が渡ってしまいます。
なので、聞くのではなく
「私のことが一番じゃないなら、あなたとはもうお別れ」
と一方的に突き放すようにしましょう。
4:ビクビク怖がりタイプのあなたへ
とにかくバリアを張ってしまうビクビク怖がりタイプのあなたは、もしかするとこれまで異性とデートするところまで行きつくことのない人生だったかもしれません。
それはあなたが怖がってすべての人と距離をとってしまっているからです。
そう言うと、「バリアを張らないとひどい男をかわせないから……」と閉口する方もいるでしょう。
ですが、実際には逆効果です。
あなたがどれだけ強固なバリアを張っていたとしても、乗り越えてくる人は乗り越えてきます。
そのバリアを乗り越えてきた人が、少女漫画に出てくるような強引だけど優しい男性であれば良いのですが、たいていの場合、バリアを張っているあなたのことを無視して近づいてくる自分勝手で暴力的な男性でしょう。
だから、結果としてあなたの近くまでやってくるのは危険な男性ばかりになります。
また、バリアを張って異性との接触を避け続けてきたあなたは、あらゆる恋愛の局面に不慣れでしょう。
その結果、余計に怖くなってしまっているかと思います。
怖いからより硬く身を守るものの、その所為でさらに怖い目に遭う。
これが今のあなたの状態です。
ではどうしたら良いか。
人が何かを怖いと思うのは、知らないことや分からないことに直面したときです。
であれば、気になる彼のことを積極的に知れば良いのです。
最初は一対一で会わなくても良いと思います。
気になる彼と接点を持てているときに、ちょっとずつ彼のことを知っていけば良いのです。
だんだん表面的な彼がどんな人が見えてくると、今度はもっと内面部分を知りたくなるはずです。
例えば、どんな風にご飯を食べて、どんな風に女の子と話し、どんな風にお金を使い、どんなことに喜んだり怒ったりするのか。
なので、美味しいお店があるといった話が笑ってできるくらいの仲になったら、「今度そこに一緒に食べに行こうよ」と誘ってみましょう。
デートと身構えるのではなく、「彼がどんな人か知る日」くらいの感覚で誘えば良いと思います。
会う日にちをその場で決めてしまえば、中途半端にならずにきちんと約束ができるので、試してみてください。
とにかく最近の人たちは手っ取り早く関係を築こうとしがちですが、人間関係は本来ゆっくり育むものです。
恋愛も友情も人間関係に変わりありません。
恋愛だからと慌てず、ゆっくりやっていけば良いのです。
ですが、一つだけ忘れてはいけないのは、趣味などの話、内面の話、と順を追って話題を深くしていった先に、必ず恋愛の話を入れていくことです。
恋愛の話をしないと恋愛関係の兆しはいつまでも現れません。
あなたはここまでじっくりと彼との仲を深めていて、もうだいぶ緊張や遠慮をしなくなっていると思います。
恋愛の話を自然に話せるようになったら、それが次のステップの合図です。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
ずいぶんと強い言葉で叱咤するような記事になってしまいましたが、今回の診断とアドバイスがあなたの後押しになれば幸いです。
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