わたしは、同時に2人の男性を好きになった。

こんな話を書くのは少々恥ずかしい気もするのだが、こんな恋愛の形もあるんだということを世の中へ伝えたくて筆を取ることにした。

 

というのも、わたしにはある時期、同時に2人の男性を好きになったことがある。もう何年も前の話だけれど。

「好きな人が2人同時にできるなんてありえるの?」という声が飛んできそうだが、実際にあったのだから嘘のつきようがない。

 

わたしもいつその2人のことが気になりだしたのかは覚えていない。ふと気がつけばその2人のことが気になって仕方がない、という感じになっていた。

1人の男性を好きになるのならまだしも、2人同時に、というのは今思えばとても特殊な経験だったなと思う。

 

その2人の男性は対照的で、

1人は運動神経がよく、活発なスポーツマンタイプ。少し日焼けしている健康肌で、自分のやりたいことをグイグイやっていく人。(Aくんとする)

もう1人は、細身で高身長で知的さを漂わせるような人だった。あまり口数が多い方ではなく、多くを語らないので少しミステリアスな雰囲気もあった。(Bくんとする)

 

そんな対照的な魅力を持つ2人に、いつしか心が惹かれていた。

正直、これが恋だったのかと聞かれたらわからない。でも近くにいたらなんとなく意識してしまうし、2人を目で追ってしまう。

そんな状態がしばらく続いていた。

 

***

 

あるとき、Aくんと2人で外で遊ぶことがあった。

お互いにたわいもない話をしていたんだけど、ふと物を渡す時に手が触れる瞬間があった。

意識するまいと思ってても、やっぱりドキドキしてしまう。Aくんは全く気にしていない様子だったけど、彼はわたしのことをどう思っていたのだろう。いまだにその答えはわからない。

 

ちなみにBくんと何か進展があったのかというと、当時はわたしも内気だったし(今もだけど)Bくんも無口でどちらかといえば一匹狼なので、ちゃんとしたコミュニケーションすら取れないままだった。

Bくんはよく読書をする人だったので、涼しげな顔で本の世界にのめりこんでいる彼をチラチラといつも眺めていた。

 

結局その2人のどちらとも恋が実ることはなく、それぞれ進学で別の道へ行くことになった。

 

今となっては、この2つの恋が実らないままでよかったとも思う。どちらかを嫌いになることなく、ずっとわたしの心の中にきれいな思い出として残っているからだ。

 

きっとこの先も、たまに思い出しては淡い記憶をたどって誰かと笑いながら話すのだろう。

 

 

 

 

まあ、これ幼稚園の頃の話なんですけどね。

 

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