男をつかむなら、胃袋をつかめ!という言葉はよく聞きますよね。
一般的に男の胃袋をつかむなら、
- 「家庭的な料理をつくれ!」
- 「男が好きなガッツリしたごはんを作ろう!」
などと言われておりますが、それは本当なのでしょうか?
これらの料理を美味しく作れたら、胃袋をつかむことができるのでしょうか?
今回は「正しい男の胃袋のつかみ方」を現役栄養士のわたし・おしりちゃんがお伝えします。
”家庭的な料理”で男の胃袋はつかめない
まず最初にお伝えします。「家庭的な料理をつくる」だけじゃ、男の胃袋はつかめません。
たとえば家庭的な料理の代表、肉じゃが。
肉じゃが、実家でよく出てきますか?外食でよく食べますか?
・・・たぶんあまり食べませんよね。
わたしの周りに肉じゃがをすごく好んで食べている人はあまりいません。
もちろん肉じゃがは好きですし、美味しいですけれども。
「肉じゃがめっちゃ食べたいー!」って、ふと思うことはほとんどありません。
ここでのポイントは「めっちゃ食べたいー!」という衝動にかられることなんです。
だから肉じゃがをつくるだけじゃ胃袋はつかめない。
彼が「めっちゃ食べたい!」と思わせるようなものを作って、はじめて胃袋をつかむことができるのです。
じゃあ実際そのように思わせるためには、無理に凝った料理をしなくてもいいんです。
料理をしなくても胃袋はつかめる
まず、わたしのお話をさせて下さい。
彼氏と付き合って5ヶ月ころ。「結婚します」と彼ママのところにご挨拶にいきました。
そのとき、彼は「胃袋つかまれてるんだよね〜」と言いました。
が、その当時わたしは彼氏に手料理をふるまったことがありません。一度も、です。
彼の言葉に驚きバカだなぁと思いつつ、「男って単純だな〜」とも思いました。
なぜ彼はそう思ったのか?
わたしは彼に手料理を作ったことはありませんが、彼の「食の好み」は完ぺきに把握していました。
料理をしなくても胃袋はつかめる。そのポイントは「食の好みを把握すること」なんです。
男性に”自分好みのレストラン”に連れていかれたら惚れませんか?
たとえば気になる男性とはじめてのデートをして、オシャレなレストランに行くと思いきや、鳥○族のようなチェーン居酒屋につれていかれてゲンナリした!!って経験はありませんか?
女の子にとって初めてのデートはちょっと特別じゃないですか。
的はずれな店につれていかれたあとなんかは「アイツ店選びのセンスねぇな!」と女友だちにグチったことのある人もいると思います。
(ん、わたしの話かって…?ちがいますよ…ええ)
逆に、庶民的なチェーン居酒屋が好きなのに、オシャレな高級レストランに連れていかれて疲れてしまう人もいるでしょう。
自分好みなお店に連れてってくれる人にトキメキを感じる女の子も多いと思います。
このように自分の「好み」にしっくりくるか、こないかだけで、「嬉しい」「残念」「まじありえねぇ」などなど感じ方は違うのです。
すこし話はズレましたが、これと同じ原理で「食の好み」を把握することが「胃袋をつかむ」ことに繋がるんです。
買ったものをお皿に盛りつけるだけでOK
自分の大好きな食べものを思い浮かべてください。そして、それを「めっちゃ食べたい〜!」と思うときはいつですか?
ちなみにわたしの場合はビールが大好きで、仕事帰りに飲みたくなります^^
仕事で疲れて帰宅すると、キンキンに冷えたグラスとビールを彼に用意されてたら、どうでしょう?
わたしは「分かってるねぇー!」と言いたくなります(笑)疲れも吹っ飛ぶくらい嬉しいですね(笑)
逆にビール好きではない人からしたら、きっと嬉しくもなんともないでしょう。
いっけん、胃袋とは関係なさそうですが、これらを積み重ねていくと「胃袋をつかまれた」と脳は勘違いします。
料理を作らなくてもいいのです。
料理上手でなくてもいいのです。
料理教室に通わなくてもいいのです。
チーズが好きな彼なら、美味しいチーズを買って一緒に食べる。
カレーが好きな彼なら、美味しいカレーを買って一緒に食べる。
家などで一緒に食べることが大切です。あとは食事を楽しむこと。
お皿に盛って出しておけば、手作り感もバッチリでます(ゲス顔
わたしは彼の好きそうなものを買って、一緒に楽しく食べていたら
「胃袋をつかまれた」と見事に勘違いしてくれました。
さて、
- あなたの彼(もしくは好きな人)の好きなものは何ですか?
- よく食べているものは何ですか?
- それはいつ、どんなときに食べていますか?
こと細かにチェックしてみましょう。