AVでセックスを学ぶ日本人は、一生幸せなセックスができない

 

先日、こんな記事を読んだ。

>>「AVが教科書」のせいで女性は悩んでいる。”エロメン”一徹さんに聞く、男女のセックスがすれ違う理由

あなたはどうやってセックスのやり方を学んだだろう? 日本では、男性はアダルトビデオ(以下AV)から、女性はパートナーから、というケースが多いという

つまり、男性も女性も、セックスの教科書はAVということになる。しかしAVは実際のセックスとは異なり、商品としての演出が盛り込まれたファンタジーだ。それを鵜呑みにしていては、男性も女性もセックスを勘違いしたまま、間違いを正す機会を失ってしまう

 

確かにいまの日本人では正しい性の知識をつける機会はほとんどない。

だから多くの人はこっそりとAVを見ては、必死にその知識を学ぶ。

 

ただそこで、「AVで行われていることは正しい」と認識してしまうと、どんどん間違った方法でセックスが行われてしまう。

 

AVは”リアル”ではない

冒頭の記事にもあるように、AVは商品として利益を出すための”演出”が少なからず盛り込まれている。

要するに、AVのようにセックスすることが、リアルで通じるとは限らない。

カメラを意識した体勢や、視聴者を楽しませるための派手な動き、”現実ではできないこんなプレイをしてみたい”という欲求に応えた一種の”ファンタジー”を、AVは見せている。

 

もちろんそれはそれでAVを楽しむことは問題ない。

問題なのは、それがセックスのリアルだと勘違いしてしまう人が出てくることで、間違ったセックスが行われてしまい、男女ともに幸せなセックスができなくなってしまうことだ。

 

たとえば女性に対して、激しく愛撫することが気持ちよさにつながるわけではないし、セックスにおいて必ずイかなければダメだということもない。(むしろ女性でイける人は3割もいないという)

女性の潮吹きが気持ちよさからくるものなのかと言われたら、そうとも限らない。(冒頭の記事でも、ほとんどのAV女優が苦痛に感じているとの表記があった)

 

実際にまわりの女性たちにも「激しくされて痛い」「イったふりをする」「でもそれをパートナーに伝えるのは申し訳ない」と本音をこぼす人たちは、表立って言えないだけでものすごく多い。

しかもその女性たちは、「痛がっている自分が悪いのかも」「イけない自分がおかしいんじゃないか」とさえ感じている。

激しくすれば痛いのは当たり前だし、イくことが全てではないのに、だ。

しかしAVの世界では激しい動きが多く、女優をイかせるシーンも多いため、それが”セックスの正解”だと感じてしまう。

 

それほどAVが与えている影響力は、強い。

 

学ぶべきは”リアルなコミュニケーション”ではないのか

AVでセックスを学ぶ日本人に足りないのは、”AVが正解ではなく、セックスは目の前の相手とのコミュニケーションで作られる”という認識ではないだろうか。

 

確かにいまの日本では性の知識を得る手段が限られているから、AVでしか情報を得られないのは現時点ではどうにもできないことだ。

であれば、そこから得た知識をリアルで実践したときに生じる違和感は、お互いがコミュニケーションをとって解消していくべきではないか。

 

男性も女性も「AVがすべてではない」ことを理解し、お互いが一番幸せな形でセックスができるようにコミュニケーションを取れば、苦痛を感じることも少なくなるはずだ。

だからその点では男性が一概に責任を背負うのではなく、女性からも歩み寄る必要がある。

 

「もう少し優しく触って欲しい」

「こうしてくれたら嬉しい」

なかなか勇気のいる発言かもしれないが、そもそもこのコミュニケーションを受け入れてくれない相手なのであれば、今後その相手と長く付き合っていくこと自体考えたほうがいい。

(彼女の気持ちよさを考えず、自分の快楽だけを求めるような男にロクな奴はいない)

 

何で”リアル”を伝えていくか

本当はこういったことも学校の性教育で教えるべきだと思う。

現時点ではコンドームの付け方さえロクに教えない学校がほとんどだし、ましてやセックスとは何なのかについて説明された記憶もない。

ただ男女の身体の仕組みの図だけ、教科書をながめて終わるだけだ。

 

先生も、生徒たちの目を見て説明しない。どこか「セックスは恥ずかしいもの」という意識を教育現場で植え付けてしまう。

 

オランダなどでは5歳から性教育が行われ、避妊具の付け方など正しい知識をつける機会が増えている。

その結果、オランダは10代の妊娠率・中絶率が日本よりも低い。

 

わたしたちはもっと、本質的なセックスや人間の営みについて触れるべきではないのだろうか。

 

しかし今の日本では、その教育体制が変わることはしばらくないのだろう。

だからわたしは少しずつこうして、学校とは別の場所で、発信し続けていきたい。

 

▼こちらの記事も読まれています

▼らぶりりーすのおすすめ特集はこちら!▼
恋活アプリランキング

▼この記事を今すぐSNSでシェアする