「女性もセルフプレジャーを」株式会社TENGAに女性向けグッズ”iroha”誕生秘話を聞いてきた

こんにちは。らぶりりーす編集長のあんちゃです。

TENGAを着たあんちゃ

先日、株式会社TENGAさんへ突撃訪問しまして、その真摯な活動と熱意に胸を打たれたわけですが、それに懲りずわたしはしつこく話を伺ってきました。

今回のテーマは「TENGA社の女性向けブランド ” iroha ”と 女性の性意識について」です!!

これからの女性たちはどう性と向き合うべきかについてTENGAさんと考えていきたい!

 

TENGAの女性向けブランド「iroha」

2005年に創業した株式会社TENGA。最初は男性向けブランドTENGAのグッズの販売をメインで行っていましたが、2013年頃にはじめて女性向けのブランド「iroha」が誕生しました。

今回はこの「iroha」が誕生したきっかけや、女性向けプレジャーグッズについて、前回に引き続きTENGA社広報担当・工藤まおりさんに根掘り葉掘り聞いてまいりました 。

広報の工藤さん

「工藤さん、前回に引き続きよろしくお願いします!」

「はい、よろしくお願いします」

 

なぜirohaが誕生したの?誕生のきっかけ

「女性向けグッズの製造って、創業時から構想されていたんですよね?」

「そうなんです。” 誰もが性を表通りに、楽しめるものに変えていく”というビジョン通り、TENGA設立当初からずっと女性向けセルフプレジャー・アイテムブランドの立ち上げは予定していたのですが、女性にとって心地よい製品は女性が中心に開発すべきだ、という想いから 女性社員が増えて体制が整った段階で開発がスタートしました。」

「ということはirohaの商品企画や開発は女性社員の方がやっているんですか?」

「そうですね。最初は開発の女性メンバー3人が中心となり、約1年半かけて最初の「iroha」シリーズ3種類を発売しました。現在でも女性メンバーが中心となって商品の企画や開発に取り組んでいます」

「確かにirohaの商品を見ても、細かいところまで女性の体を気遣って作られているなぁと思いましたもん」

「やっぱり自分の体に触れるものなので、そこは徹底して意識しました。たとえばこの柔らかい感触は女性じゃなければ作れなかったと思います」

iroha

「あとは爪の長い女性でもボタンが押しやすいように作ったりとか」

「そんなところまで!これは女性じゃないと気づかない部分ですね・・・」

 

「いままで女性向けのプレジャーグッズってほとんど出回ってなかったし、そういうのに抵抗を示す人って多かったですよね」

「従来のグッズは” 男が女に使うもの”という前提があって、外見がいかにも卑猥であったりいざ使うと気持ちよくなかったり、女性のことを考えられて設計されたものがあまりなかったんです。だからirohaはフォルムや色彩、質感、パッケージなど、どれをとっても女性が使いやすく、心地よく使えるための工夫をしています」

 

たしかにirohaのグッズは一見するとかわいい置き物かと思うようなフォルムだし、かつ丸洗い可能だったりアンチダストコーティングで表面に埃が付きにくくするなど、デリケートな部分に触れるからこそ細部まで気を使ったモノづくりを徹底している印象を受けました。ここまで女性目線での商品作りを考えているTENGA社には頭が上がりません。。。

ちなみに「iroha」というネーミングは「いろは=物事の始まり」という意味合いがあるため、もっと女性に素直に性と向き合うイロハを知ってほしいと思いを込めて命名したそうです。なんと素敵なコンセプトだ。

 

セルフプレジャーは ” 当たり前のセルフケア ”だ

現在は12種類以上の商品を販売するirohaブランド。発売当初の反応はどんなものだったのか聞いてみました。

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「発売当初はどんな反応がありましたか?」

「ありがたいことに好意的な反応がとても多く、情報公開した日は一時サーバーが落ちるほどサイトにアクセスが集中しました

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「注目集めすぎワロタ」

「デザインを見て” 和菓子みたい”と言ってくれる人もいれば、”かわいい!”との声もたくさんいただきましたね」

「最近だと結構いろんな店舗で販売しているのも見かけますよね」

「そうですね!やはりまだネットでの購入が大半なんですが、アインズ&トルペさん等の女性が購入しやすいお店にも展開し始めたことにより、少しずつ店頭での購入も増えてきています。わたしとしては自分の体に使うものだし、ぜひこの触り心地を実感してほしいので、もっと店頭で手に取ってくれるようになったら嬉しいですね」

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「もっと多くの女性が当たり前に手に取れる世の中にしていきたいですね〜」

「それはすごく思います。女性のセルフプレジャー(マスターベーション)はセルフケアとしてごく自然なことなんですよ

「男性では当たり前のことなのに、女性がするのはいかがわしい、ってのはおかしいですよね。むしろヨーロッパでは女性のセルフプレジャーだって一般的なのに」

「そうなんです。しかもセルフプレジャーにはリラックス効果もあるんですよね。自分の心を満たしてやすらぐためにも必要なことだと思うんです

実際にirohaを使った時の脳波と、「コーヒーを飲む」等リラックス要素がある行動時の脳波を観測する企画「日曜日のわたし」(https://iroha-contents.com/special/brainwave/)

 

「いや〜ほんとその通りですね」

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「セルフプレジャーに関心があるだけで” この女ヤれそう”とか安易に考える男たちは滅びてほしいですね」

「(ノーコメント)」

 

「女性のセルフプレジャーは、寝る前にパックをしたり、お風呂でトリートメントをするのと同じようにセルフケアのひとつである」というのがirohaのコンセプト。

今までになかった女性の” 心地よさ”を追求したirohaは、これからもっと多くの女性の手に届くのだろうなと思います。

 

女性のセルフプレジャーへの課題

現在はセルフプレジャーグッズの販売だけでなく、デリケートゾーン専用のソープの販売などにも手を広げるirohaブランド。今後は女性の” 性の意識”に対してどうアプローチしていくのかを聞いてみました。

” 女性のセルフプレジャーは自然なこと”ということをもっと浸透させていきたいですよね」

「きっと女性も性やセックスに関して興味がないわけじゃないと思います。でもどうしてもそれを表に出しづらい雰囲気がある。irohaはそこに寄り添うような形で女性の性意識に携わりたいなと思いますね」

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「現在だとデリケートゾーン専用ソープの販売や、性を” 教養”として身につけるためのトークイベントの開催なども実施したりして、グッズの販売に留まらずいろんな側面でそれを伝えていきたいですね」

「なるほど。いろんな場面で女性のセルフプレジャーへの認知を呼びかけていくって感じですね。わたしもその一端を担えるようにがんばります!」

 

前回のインタビューでも感じたのは、これほど” 性”に真摯に向き合っている企業はないだろうなということ。

こうしたアダルトグッズはどうしても「ジョークグッズ」として捉えられたり「ふざけ半分」で使われたり話されたりすることが多い。だけどモノをつくり世の中に広める側の視点から見ていると、「本気で健全な性を広めたい」という真剣な想いが伝わってきました。

そしてTENGA社のみなさんは、その仕事に携わっていることに、誇りと熱意を持っている。

 

女性のセルフプレジャーを浸透させるのには、きっとまだまだ課題があると思います。

でもそれは単に女性だけが意識を変えるものではなく、男性の理解も必要になってくる。

 

「どんな女性だって性を楽しんでいい。決して汚いことじゃないし、いやらしいことでもない」

この意識が女性も男性も認知されていけば、もっと女性だって自分自身の心地よさに正直になれるような気がします。

わたしもひとりの女性として、今後のTENGA社の活動を見守っていきたい。

 

TENGA社のみなさん、広報の工藤さん、ありがとうございました!

 

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